harappa rogo

HARAPPAとは

HARAPPA と 原山織物工場
株式会社はらっぱは、2015年3月に、会津若松で120年その暖簾を守り続けた会津木綿工場の「原山織物工場」の事業を継承するために、前社長の従兄弟である小野太成と、会津木綿をメインの素材としてお洋服を作って来た「ヤンマ産業」の山崎ナナとで設立されました。
織物を愛する色んな方々の協力を得て、会津木綿の再現と継承に成功。ただし、原山織物工場は「染めから織りまで」全ての工程を行う会津唯一の工場でしたので、染色をしていた前社長がいないため、しばらくは染め場の復活が大きな目標となっていました。そして、2019年に染め場の修復工事もようやくおわり、若き染色職人も育ち、もう一度「染めから織りまで」できる唯一の会津木綿工場になりました。
会津木綿は400年の歴史を誇り、会津若松という厳しい盆地気候のなかで改良され、夏涼しく冬暖かい綿生地として地元の人々に愛されてきました。その用途は、主に野良着。今で言う、仕事着、日常着です。派手さは皆無、丈夫で堅牢、それが会津木綿の特徴です。
はらっぱでは「原山織物工場」が守って来たポリシーをしっかりと受け継ぎ、また次世代への橋渡しとなるような事業展開を心がけ、過去400年続いて来た伝統を500、600年と受け継がれるよう、新しい試みにも取り組んで行きたいと考えています。